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昨日、夜中に放送しているドキュメンタリー'06を見た。
今、日本は貧富の差が拡大している。 東京の救急外来には毎日ホームレスが運び込まれるそうだ。 保険料を納めることができず保険証がないので医者にいけないのだ。 生活保護を受ければいいのではないかと思っていたが、 どうやら簡単には受給できないらしい。 役所に相談に行くと、 身寄りがあるのだからそちらを当たってくれ。 太っているから少しくらい食べなくても死なない。 こんなことを言われるそうです。 役所がいうのには訳があって、 生活保護の負担金は国が2/3、自治体が1/3なのである。 金のない自治体にとって迷惑な存在となってしまっている。 中でも母子家庭の取材はあまりにもかわいそうだと思った。 母親は離婚を機に鬱病になっており定職につくことができない状況。 子供は小学校低学年。 収入は別れた夫からの月5万の生活費。 月5万では到底生活していくことができず、 母親は1日1回の食事しかとっていなかったらしい。 生活保護も受けられず死ぬ寸前のところで、 市議会議員が掛け合ってくれて保護が下りた。 しかし、毎月職員が来て打ち切りを迫られているという。 リーマンからあんなに税金取ってるのに何もしてやれないのか?国は。 弱いものは死ねばいいと思うか思わないかはそれぞれだが、 頑張って生きているのだから応援するのが社会でしょ。 現在生活保護を受けているのは100万人 実に100人に1人。 想像よりもはるかに大きい数字。 保護を受けたいが受けさせてもらえない人はその10倍いると言われている。 日本の闇の部分を垣間見た30分でした。
by celestial-bride
| 2006-01-16 11:23
| 雑談
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